初めて挑んだ複雑な部品は「計画廃止」。悔しさの中に、技術者としての学びがあった。

お客様のこだわりと、現場の譲れない要望。初めて担当した複雑な形状の部品では、その板挟みに悩みました。計画は廃止となりましたが、先輩と取り組む中で得た学びは残っています。苦しい経験から学んだ「多角的な視点」と、自分の提案が製品に反映される喜び。若手技術者が語る、ものづくりの難しさとやりがい。

2024年入社

技術部 生産準備課

T・Y

若手社員が語る、リアルな私の成長記録

私が担当している仕事

技術部 生産準備課で、新しい部品を量産するための準備を担当しています。部品の形状検討や試作品の評価、資料づくりを通じて、品質とつくりやすさの両立を目指しています。

初めての複雑な部品。理想と現場の板挟み

初めて複雑な形状を持つ部品の量産立ち上げを担当したときのことです。お客様が求める理想の形状と、製造現場が求める「つくりやすさ」。その両者をいかに高いレベルで両立させるかという大きな課題にぶつかりました。

それまで扱ってきた比較的シンプルな部品とは異なり、要求レベルの高さに自身の知識と経験が追いつきません。何度も試行錯誤を重ねたものの、求められる品質を保証できる形状を導き出せず、お客様との協議でも説得力のある提案ができないまま、時間ばかりが過ぎていきました。

焦りの中で、先輩から学んだ多角的な視点

わからないことは質問し、メモを取るようにしていました。それでも目の前のアプローチだけでは突き抜けられない壁がありました。納期が日に日に迫る中、自分の力不足に深く悩んでいた私を救ってくれたのは、打ち合わせに同行してくれた部署の先輩でした。

先輩はお客様と現場の双方の要望を整理し、調整を進めてくださいました。さらに生産技術の担当者からは、金型構造や成形工程の観点に基づくアイデアを教わりました。部品の形だけでなく、金型や工程にも目を向ける。周囲のサポートを通じて、ものづくりを多角的に捉える重要性を学びました。

計画廃止という苦い経験。そこから学んだ「頼る勇気」

残念ながら、そのプロジェクト自体は計画廃止となり、製品として世に出ることはありませんでした。しかし、この苦い経験の中にこそ、私の技術者としての大きな学びがありました。

疑問点を記録するだけでは課題解決に至りません。「問題が大きくなる前に、不安や疑問を早期に周囲と共有すること」。自分で突き詰めて考える姿勢と、適切に周囲へ助けを求める姿勢。その両輪を回すことの大切さを、身をもって学んだのです。

悔しさを糧に。自分の提案が製品に反映される喜び

あの日の悔しさと学びは、現在の仕事に確実に息づいています。

仕事でうれしかったのは、自分が提案した形状の改善案が採用され、実際の製品に反映されたときです。また、自分が携わった部品が使われている車を見たときには、社会のインフラを支えている実感が湧きました。

これからはさらに知識と技術を磨き、立ち上げから量産までを一人で完遂できる技術者へ成長したいと考えています。そして将来は、自分が助けられたように、後輩や異業種から挑戦する仲間の成長を温かく支えられる存在を目指します。

入社の決め手と、実際の職場

学生時代、小島プレス工業の名前を背負って競技に取り組む選手を見て、企業に興味を持ちました。調べるうちに真和工業を知り、説明会で職場の雰囲気や働き方に惹かれました。希望していた愛知県内で、仕事と私生活を両立しながら長く働けそうだと感じました。

入社後も、上司や先輩に相談しやすいと感じています。社内イベントでは他部署の方と交流する機会もあります。私にとって真和工業は、働きやすさと挑戦する機会の両方がある会社です。

働き方・福利厚生・教育

  1. 仕事の進め方と忙しさ

    基本は8時15分に出勤し、17時15分に退勤しています。生産準備の仕事は自分で予定を調整しやすく、業務状況に合わせてフレックス制度も活用しています。朝に用事があれば10時頃に出勤したり、予定のある日は早めに退勤したりしています。

  2. 休み・福利厚生の使い方

    有給休暇は、仕事の予定を調整して事前に申請しています。福利厚生の映画チケットを使い、家族と映画を楽しむこともあります。昼食を無料で食べられるのも助かりますし、仕事の後にはトレーニングやバレーボールなど、自分の時間も大切にしています。

  3. 仕事を覚えるまでのサポート

    樹脂製品と鉄製品の金型教育で、それぞれの成形方法や注意点を学びました。今も迷うときは資料を見返しています。週1回の設計検討会では、技術部の方々に部品の課題を相談できます。基礎を学び、実際の仕事で助言をもらえることが支えになっています。

ある日のスケジュール

部品の形状検討や試作品の評価、量産に向けた資料づくりを担当しています。品質とつくりやすさを両立できるよう、社内の関係者やお客様と打ち合わせを重ねながら準備を進めます。

  1. 起床

  2. 出勤・朝礼

  3. メール確認

  4. 設計検討会(DR)

    悩んでいる部品があるときは、この時間で相談しています。

  5. 帳票作成

  6. 昼食・休憩

    昼食が無料で食べられるので助かります。

  7. 形状検討

  8. 形状の打ち合わせ

    社内だけではなく客先とも打合せします

  9. 帳票作成

  10. 終礼・退勤

  11. 趣味①

    トレーニング/バレーボール

  12. 趣味②

    ゆっくりテレビ鑑賞

  13. 就寝

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